支部理事・評議員研修会として、「AED講習会」を行いました。
AED(自動体外式除細動器)は、心臓がけいれんし、心肺停止になった場合に電気ショックを与え心臓を正常に戻す医療機器です。
小林支部では、広報誌ふれあい第74号(令和5年11月20日発行)で、地区内のAED設置マップを特集、啓蒙に努めました。今回は実践編として、90分の「救命入門コース」の講習会を1月17日に小林コミュニティプラザで開催しました。
当日は本埜消防署から3名の講師をお招きして、近隣の方を含めて22名が参加し、心臓マッサージとAEDの使い方の実技を学びました。AEDはほとんどの方が知っていましたが、実際の操作は未経験という方も多かったようです。参加者からは、短い時間ではありましたが、非常に有意義な講習会だったと言う感想をいただきました。
119番の電話をしてから救急車が到着するまで8~10分かかると言われています。その間に心肺停止になった場合には、できるだけ早く救命処置を行うことで生存率が上がるそうです。
AEDの設置率は日本が世界一と言われていますが、周囲の人の協力を求め、心臓マッサージやできるだけ早いAEDの確保により、かけがえのない大切な生命を護っていけるように、沢山の方にこのような講習会へ参加してほしいと思いました。